立会外分売の参加・不参加を決める際に確認することのメモ
立会外分売への参加歴が大体1年ぐらいになったので、参加・不参加を決める際に確認していることをメモ
立会外分売の参加・不参加を決める際に確認することのメモ
とりあえずは下記の5項目をチェックしておけばOKかなということをメモっていきます。
しっかりとこの辺りを確認すれば勝率はかなり高いのが「立会外分売」だなぁという感想。ただ、あまり当たらないんだけどね。
1.立会外分売の銘柄が貸借銘柄かどうか
貸借銘柄の場合発表後に株価が下がると予測して空売りが入ることが多いのでポイントはプラス。
分売当日までは株価は下がるので大体当日に空売りが買い戻されて株価が上る可能性が高い。
空売りの情報は検索すれば見れるので前日にどれだけ入っているかを確認する。
2.分売枚数はどうか
どれだけ売りだされかが問題。
総合的な枚数と1人あたりに割り当てられる枚数が多いかどうかをチェック。
株主数を増やす目的だと1回あたり1枚までとかになっていることもあり、この場合は分売当日にまとまった売りが出ないのでプラス。
例)
○ 分売枚数 400 ÷ 1人あたり 1枚まで (400人買える)
☓ 分売枚数 4,000 ÷ 1人あたり 40枚まで(最高4,000人・最低100人)
3.分売枚数と通常の出来高の割合
分売発表後の1日辺の出来高÷分売枚数=の値が高いほど売買が多いので分売で放出された株を吸収しやすくプラス。
例)
○ 通常出来高 1,000 ÷ 分売枚数 400 = 2.5
☓ 通常出来高 100 ÷ 分売枚数 4,000 = 0.025
なんとなく1年続けた感じだと0.5以上ぐらいだと1日で分売で出した分の取引がおこなわれてるきがする。
流動性が高いってことは株を買いたい人も多いので株価の下支えになるよね。
この数字が低いと買いたい人が少ないのに多くが出回ったので下がりやすい。
4.株主優待はあるか?いつが権利確定日か
株主優待があると株価の下支えが強く売ってくる人も限定的なのでのでプラス。
権利確定日が近い場合はよりこの力が強くなるのでプラス。
5.全体的な株式市場の状況
市場が暴落するときとかは業績とかなんも関係なく下がるので触れちゃダメだ。とりあえず前日の日経平均先物が上か下かぐらいは気にすること。
ただ、1~2%ぐらいの下げならぶっちゃけ日経平均に関係ない銘柄が多いので問題ないと思う。
まとめ
貸借銘柄で、分売枚数が少なくて、優待がある銘柄だけ参加すれば大きく負けることはないということがわかりました。
重要度で考えると
分売枚数>>>貸借>優待>>市場の動向
という判断かなと。
とりあえず分売枚数が少ない場合は当選確率は低いけど、当たればとりあえずマイナスにはならない感じですね。
ただ、これは分売当日にサクッと売ってしまう場合です。リスクを低くするならできるだけ早く売っとくのがいいかな。
中長期ホールドのほうが利益が出るかもしれないけど、明日リーマン・ショック級の下落が100%こないとはいえないからね。
ま、これがとりあえず1年ぐらいやってわかったこと。
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