アフィリエイトが生むのは気持ち悪い世界だけなのか
なんだか「はてなブログ」で最近話題の下記のような話題ですが、個人的には思うところがあるので書いておこうかなと。
使い方は人それぞれどんな風に使わなくていけななんてルールはない。与えられているのはツールであって、目的は人それぞれでいいんじゃない?ブログを他人がブログを続ける目的なんてそれこそどうでもよい。結局自分がどうしたいかでしょう。
ただ、PVが稼げるから
のってやるぜ。このビックウェーブに!
って乗っているだけなのか、本気で思っているのかどっちかはわかんないけどね。
今自分は、
乗ってやるぜ。このビックウェーブに!
っていうのが50%。もう50%は、人々がサービスを使い続ける動機をどう設定していくかがサービスの継続には欠かせないと思うからちょっと考えて見よう。という意味で書いてる。いわゆるメモ。
ちょっと今新しいサービスをつくろうかなと色々企画中なので個人的にはこの問題は大きな問題なのです。
で、題名です。
アフィリエイトが生むのは気持ち悪い世界だけなのか。
これは個人的な感覚ですが、サービスの継続に金銭的なインセンティブを付与するようなサービスが生むのはなんだか居心地の悪い世界だと思っています。
理由は簡単です。
だってそういう場に集まるのは、
・お小遣い稼いでやるぜ
・稼ぐためならなんでもやりまっせ
こういう人が多い気がする。
そうなると、純粋にコミュニティとか、他の楽しみを持ったユーザーの居心地が悪くなっていくんですよね。そうなっていくと、サービスを使う人が減っていってお小遣いが稼げなくなってサービスが廃れていく。
こういうケースでぱっと思いつくのは「楽天レシピ」と「クックパッド」です。双方ではユーザーの動機付けがだいぶ違うよね。
楽天レシピでは
レシピ投稿で50ポイント、つくレポでレシピ投稿者とレポート投稿者の双方に10ポイント。
大体、こういうお金につられる層って、人が稼ぐのは許せない心がちっちゃい層。
つまり、
レシピは投稿するけどレポートは私が儲からないからやりたくない。
つくレポやるなら自分で同じようなレシピ投稿するわ。
って感じです。
こうなると、使っている方は嫌だよね。殺伐としているし。コミュニティも形成しにくい。そうなるとサービス自体が流行らない。あぁ気持ち悪い。
どうしてなのか考えると
なんで買って考えると、マズローの欲求5段階説にいきつくんだよね。
金銭ていうのは、直接的なインセンティブにはなるけど、実は人間の欲求的には結構低いんんだよね。
経済的な安定は、下から2つ目の「安全欲求」。次元が低いんだ。
一方、クックパッドでは、よいレシピを投稿するとみんなが作って、賞賛してくれる。
私って凄い!イケてる(・∀・)
とみんなが認めてくれる。
- 他人からの評価は「尊厳欲求」
- みんなが賞賛してくれる私はイケてる人間なのは、「自己実現欲求」
つまりは、かなり高度な欲求なんです。
イケてるサービスってかなりこの部分の欲求を満たすのが旨いんです。だから、みんな続ける。純粋にこういう設計ができるのってすごいと思う。
楽天に関しては、最近楽天ROOMっていうのをオープンして、同じような事しているから学ばないなって思っているけど。
ayustatya - 『楽天ROOMでは稼げないと思うよ。』 へのコメント
だろうな。
2014/10/23 18:09 にブックマーク
まとめ。
はてな自体が、そういう直接的なインセンティブを中心としたコミュニティではないのでおそらく何の問題もないと思うよ。普通にもっと違うインセンティブがある。そういう場所でしょ。
アフィリエイトだって、そんなに悪いものではない。世の中っって結構アフィリエイトで成り立っているだぜ。一部の、詐欺まがいの人々が評価を下げているのか、自分は儲かってないから面白くないだけか知らんが。
見たくないものは、見なければいいだけじゃん?
じゃ。